シンプルだからこそ素材の味が生きる、こだわりが詰まった浦安発の餃子

2021年3月のオープン以来、地元をはじめ全国各地のファンから愛されている餃子専門店くるむ。富士見にある店舗ではオーナーの醍醐茂晴さんが餃子を作り、生餃子と冷凍餃子を販売しており、全国発送もしています。浦安で誕生した餃子へのこだわりを、醍醐さんに伺いました。

「もともと実家が焼き鳥屋をやっていて、そこで餃子も作って一緒に売っていたんです。“くるむ”の開業前にはいろいろな有名店の餃子を食べ歩き、焼き鳥屋時代のレシピを改良して今の餃子が完成しました」

「素材の中でも肉についてはめちゃめちゃ気にしています」と語る醍醐さん。国産の豚バラ肉をブロックで仕入れ、その日に挽いて新鮮なうちに餃子にしているそうです。野菜はキャベツ、白菜、ニラ、にんにく、ショウガ、さらに鶏肉も使い、こちらもすべて国産。野菜のカットや餃子を包む作業も機械を使わず、すべて手作業で行っています。

現在販売しているのは「焼き餃子」「水餃子」「手羽先餃子」「しそ餃子」と４つのバリエーション。「しそ餃子はしそを刻まず、まるごと１枚入れて餡を包んでいます。香りがいいのでとても評判がいいんです」。通販の取り扱いは冷凍餃子のみになりますが、店舗では作ったばかりの生餃子も販売することもあるそうです。

目の前で「手羽先餃子」を調理していただき、突然始まった試食会。「手羽先餃子」は国産若鶏の手羽先の骨をくり抜き、餃子餡がたっぷり詰まっています。フライパンで焼くと皮がパリッと香ばしく、やわらかな鶏肉と餃子餡との相性が抜群！

焼き鳥屋さんの伝統を受け継いだ、ちょっと甘めのタレをかけていただきます。手羽先餃子は食べ応えがあり、焼いて食べるのはもちろん、鍋の具材としても人気だそうです。「うちの店は普通の餃子と手羽先餃子の両方が食べられるのが一番の魅力だと思っています」

撮影中も常に笑顔の醍醐さん。「店名は餃子を“くるむ”という意味と、響きが英語にも聞こえるからかわいいと思って」

浦安ではイベントの実行委員や、看板やロゴのデザインまで担当するなど地域の活動にも参加しています。オーナーのこだわりがぎゅぎゅっと詰まった浦安発の餃子、ご家庭の食卓や大切な人への贈り物におすすめです。

事業者	餃子専門店くるむ
住所	千葉県浦安市富士見5-18-39
電話	047-722-1353
電子メール	info@poproma.com
URL	https://klum.stores.jp/
営業時間	木・金・土曜の11〜19時